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【2023年最新版】看護師におすすめの転職時期とは?正しい転職時期とその理由


詳しい自己紹介はこちらでしています^^

護師の転職時期について

「漠然と求人は見ているけど、いつから動き出そうか迷っている」

「転職したいけど、良い求人が見つからない」

「転職に失敗したくなから、たくさんの求人から次の転職先を選びたい」

そのように考えている方は多いはずです。

一般企業とは違い転職市場の動向がやや特殊な看護師業界ですから、色々な情報が飛び交っていて、いつ転職したらよいか悩んでいる看護師さんが多いですよね。

今回は、各月の転職市場の状況と、そこから考える【転職に適した時期】をお伝えします!!

ちなみに、業界最大手の転職サポート会社のデータを基にしていますので、かなり信憑性は高い内容です!

【結論】一番転職に向いている時期とは?

「転職時期」と一言に行っても、入職時期なのか、面接を受け始めるような転職活動開始時期なのかで皆さんの考え方に違いがあると思います。

今回は「転職活動開始時期」として適切な時期をお伝えしていきます。

結論、転職に最適な時期は1

早速結論ですが、転職活動を開始する時期に最も適した時期は1月です。

理由としては、その時期が最も看護師の転職市場に求人が出る時期だからです。

求人が多ければ選択肢も増えますので、たくさんの選択肢から次の転職先を選ぶことが出来ます。たくさんの中から選んだ転職先であれば失敗も少ないはずですよね、

逆に、最も転職に適さない時期は5月です。

転職市場において最も求人が少なる時期が5月だからです。

また、5月に求人が出ている法人の中には、一部、新卒の定着せず、早期退職の穴埋め求人として募集をかけているところがあります。

ここに当たってしまうと入職後に苦労することは明らかです。

そのようなデメリット求人に当たらないためにも、5月前後の転職はおすすめしません。

の求人トレンド

以下の表は、私が所属している転職サポート会社がリサーチした求人の動向です。
求人数は社外秘データのため、各月のトレンドを参考までに掲載します。

看護師の求人数

見ていただくとわかる通り、1月が最も求人数が多く、そこから5月までに右肩下がりとなり、7月~9月まででやや盛り上がり、また1月に向けて少しづつ求人が増えていくようなトレンドになっています。

この流れは毎年ほぼ変わりがありません。

各月の求人動向の理由

1月の転職状況

冬のボーナス明けに退職を考える方が多いことに加えて、「年度末までは在籍していなければならない」という看護師業界特有のルールにより、年度末退職者を見据えた、4月の採用求人も多く出始めるため、1月が最も求人数が増えます。
ただ、同じ理由で動き出す看護師も多いため、求人によっては競争率が高くなる時期でもあります。

2月~3月の転職状況

年度末に向けて退職者が増えるのが3月。そのため2月頃から有給を消化する時期に入る人も多くなり、現場に人手が足りないという状況になりがちです。
現場が忙しいために、面接や見学の対応、内定後対応なども疎かになりやすい時期で、この時期の転職はあまりおすすめしません。
また、人手不足のこの時期に入職するのことは絶対にお勧めしません!
入職後、教育もままならず放っておかれる、教育されないままに夜勤に入れられる等、トラブルが最も多いのがこの時期です。

4月の転職状況

概ねの法人が採用を3月までに完了させ、新人入職者が最も多いのがこの時期です。グラフでも求人が一気に減っていることが分かります。
とはいえ求人が0になることはありませんので、この時期でも転職は可能です。ただし、4月までに採用を間に合わせられなかった背景をしっかりとリサーチする必要があります。
非都市部のため看護師が集まりづらいなど、仕方ない理由もありますが、中には法人の運営体制が悪くだれも寄り付かないような法人もあります。そのリサーチは個人の力だけでは限界がありますので、転職サイトに登録して情報を集めるのが一番です。

5月の転職状況

基本的には4月と同様で、求人数が少なく転職には向かない時期です。この時期に求人を出している法人は、募集背景のリサーチが必須になります。
ただ、5月は公立医療機関の採用活動が本格化する時期でもあります。公立への転職を狙っているなら、この時期から採用に関する情報を集め始めましょう。

6月~9月の転職状況

夏のボーナスを受け取ったら退職したいと思っている看護師が、上司に退職を伝え始める時期が6月頃です。ですので、6月から9月にかけては求人量が増えます。
ただ、この時期は「1~2ヶ月後(賞与期間明け)には入職してほしい」というような急募の求人が増える時期ですので、面接に進みたい求人があった場合には、現職の退職日をある程度絞れていないと、内定が出ても時期が合わずに入職ができないということになってしまうので注意が必要です。
10月に人事異動をして研修を行う法人も多いので、8月頃に面接を受けて10月入職で話を進めると、入職後に手厚く研修を受けられる可能性が高いためおすすめです。

10月~11月の転職状況

早い法人はこの時期から次年度4月入職の求人を出し始めます。特に公的病院や大手法人は採用枠が多いため求人を出し始める時期が平均より早いです。大きな病院への転職を狙っている方は、この時期から情報収集をしていきましょう。

12月の転職状況

求人が最も多くなる時期が12月後半から1月にかけてです。ですので、転職を考えている方は12月から情報収集を始めるのが一番適しています。
ただし、年末年始は稼働しない多いため、この時期は情報収集にとどめておき、1月から面接などに動き出す方が良いでしょう。

切な時期は働きたい場所によって異なる

月ごとの求人トレンドをお伝えしましたが、前述した時期はあくまで求人全体のトレンドであり、皆さんがどこで働きたいかによって適切な時期は異なります。

例えば、前述のとおり、公立医療機関での就職を考える場合、情報収集を始める時期が5月頃が最適ですが、一般病院を考えている方には5月が最も求人が少ない時期になります。

このように、働きたい先によっても情報が出る時期が変わりますし、毎日忙しく働く中で頻繁に求人を見て、大量に出てくる求人から自分が求めている条件の求人だけを探し出すなんてなかなか時間が無くてできませんよね。

そもそも、自分が探せる求人情報には限界があります。調べていたつもりでも、知らない間に気になっていた病院の募集が終わっていた…なんて話もよくありますね。

ですので、時期を気にして動くよりも、適切な時期に欲しい情報が自動で手に入るように準備をしておきましょう。

自分に最適な転職時期は?ほしい求人を欲しい時期に集める方法

【結論】転職サイトをうまく利用する

一度登録しておけば、すぐに転職をしなくても、欲しい時期に欲しい求人情報を教えてくれます。

登録=すぐに転職させられるというイメージを持っている方も多いと思いますが、そうではありません。中には登録から1年かけてゆっくり情報収集をしながら転職する人もいます。
「転職時期がまだ先なので情報だけ送ってほしい」と伝えれば、そのように対応してくれるので、とりあえず登録しておくという方も多いのです。

正直、登録する先によって、エージェントの質が異なりますので、中には「すぐ転職しましょう」とゴリゴリ押してくるようなところもあります…。
転職サイトによるトラブルで転職を失敗した例も多く聞きますので、登録する先は厳選する必要があります
以下のサイトは、現役転職エージェントである私から見て、非常にサービスの質が高く、求人の保有数も多いことからおすすめです。

おすすめ転職サイトについては別記事にまとめています

看護師向け 転職サイト ワクチン接種バイトについて

 

 

とめ

求人トレンドから見る転職に最適な時期は1月と言えます。

ただ、働きたい先によって最適な時期は異なりますので、情報の取り逃しがないように、プロに相談することをおすすめします。

自力での情報収集には限界がありますので、欲しい時期に一番欲しい情報を届けてもらえるようにプロに相談して準備をしておきましょう。