詳しい自己紹介はこちらでしています^^
『応援ナース』や『応援看護師』『トラベルナース』という働き方を耳にしたことはありますか??
この働き方は看護師不足を解消するために考えられた比較的新しい働き方です。
でも実際に働かれている看護師さんにお話を聞くと、労働環境、住環境、人間関係に苦労されている方も多くいます…。
それでもこの働き方しか選択しない!という方もいるくらいですので、苦労に見合った分のメリットがある働き方と言えます!
その記事では、年間150名以上の看護師さんと面談をする私が、応援ナースについて、実際に働いた看護師さんから聞いた、メリットとデメリットをお伝えいたします!
応援ナースの詳しい話
応援ナースとは
そもそも応援ナースという働き方の詳細を知らない方も多いのではないでしょうか?よく『派遣』と勘違いされる方もいますが、応援ナースは派遣雇用ではありません!
まずは働き方と応募要件について詳しく解説します(。・∀・。)ゝ
応援ナースの働き方
基本的には常勤雇用と同じようにフルシフト勤務になります。ほとんどの求人で夜勤が必須となりますので夜勤ができることが前提になります。ただ、求人によっては日勤常勤や夜勤専従といった特殊な働き方も可能ですので、働き方に拘りがある方も一度求人を扱っているサイトへ登録をして、相談してみることをおすすめします。
働く先は都市圏や離島など選ぶことが出来るため、自分が働いてみたい土地で働けるのも魅力の一つです。私が過去担当した看護師さんで、離島への応援ナースがきっかけで、島の生活を気に入ってそのまま定住した方もいました!
応援ナースの応募要件
応援ナースは即戦力としての活躍を求められることが多く、ほとんどの求人で臨床経験3年以上や夜勤経験必須といった要件が設けられています。しかし、中には「未経験可」というような求人もありますので、経験が浅い方も一度求人を扱っているサイトへ登録をして、相談してみることをおすすめします。
どこのサイトに登録すればいいの?
応援ナースの仕事はどこサイトでも紹介してもらえるわけではありません。
むしろ応援ナースの紹介は一部のサイトに限られています。
登録先を間違えると紹介してもらえませんので注意が必要です
おすすめ度 | |
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運営会社 | 株式会社ナースパワー人材センター |
保有求人数 | 応援ナース求人:495件 / その他一般求人:49628件 |
特徴 | 他サイトと比較すると圧倒的な求人保有数を誇ります。そのため応援ナース求人も多く、都市圏・離島・北海道・沖縄と勤務先を細かく選ぶことが出来ます。
憧れの都市で働く、オフの日に離島でのんびり過ごす、北海道で仕事終わりに美味しいものを食べる、等、楽しく働くことが出来ます。 |

おすすめ度 | |
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運営会社 | 株式会社メディカル・コンシェルジュ |
求人保有数 | 応援ナース求人218件 / その他一般求人:14852件 |
特徴 | 全国25拠点で展開しているため、地方事情に詳しいコンサルタントが求人を案内してくれます。初めて住む土地に行くことも多い求人ですので、土地勘があるコンサルタントが担当になるのは心強いですね。
応援ナースの求人の他にも、ツアーナース・健診派遣などの期間雇用の求人を多数保有しています。求人の数はそれほど多くないですが、求人の種類は豊富にそろえています。 |
応援ナースのメリット・デメリット
現役転職コンサルタントの私からみた、応援ナースのメリットとデメリットをお伝えします。実際に多くの看護師さんと面談する中で伺った話ですので、ここに記載する内容は働いている看護師さんの生の声です。
働くメリット
とにかくこれに尽きるといっても過言ではありません。夜勤手当を含めて月給が50万円になる求人もあります。これは新卒看護師月給のおよそ2倍の水準です。私が以前お話しした看護師さんは6ヶ月の期間で200万円貯金できたと話していました。
奨学金の返済を終わらせるために応援ナースを選ぶ方もいました。
家具架電付きの住まいを用意してもらえるので、身軽に転居ができます。北海道や離島など地方に憧れる方、都市部に憧れる方がお試しで住めるのは大きなメリットです。中にはその土地、働いた病院を気に入ってそのまま常勤として勤務を切り替える方もいます。
少し地味ですが、病院の形式ばったあの独特な面接の雰囲気が苦手な看護師さんも多いと思います。応援ナースは基本的に訪問面接はありません。電話での面談のみですので簡単な質疑応答で採否が決まります。
働くデメリット
応援ナースは人手不足の現場に配属されることも多いです。採用側も「高いお給料を払って来てもらっている」という目で見ますので、それなりの成果を求められます。
期間限定の雇用になりますので、基本的にはその職場でのキャリアアップは望めません。
ただ、中には応援ナースとして行った病院を気に入ってそこで長期就業に切り替える方もいますので、見方を変えれば、お試しで数か月だけ働けるという点ではメリットにもなりえますね^^
現役エージェントが教える!応援ナース体験談
私が実際にお客様から聞いた生の体験談をご紹介させていただきます。
私は年間150名以上の看護師さんと面談していますので、良い情報も悪い情報も沢山耳にします。とくに興味深かった体験談を2例ご紹介します!
case1:沖縄応援ナース
応援ナースの中でも特に人気なのが『沖縄応援ナース』です。
私が担当した看護師さんで6ヶ月間間沖縄で応援ナースをしていた方がいました。
新卒で3年間総合病院で勤務していた看護師さんでしたが、沖縄での暮らしに憧れて試しに住んでみるということで、応援ナースを始めたそうです。
6ヶ月間の期間限定の採用で、配属された先は療養病棟でした。
総合病院で緊急入院や退院支援に追われて日々残業が発生しているような仕事をされていたので、療養病棟での働き方は時間に追われず心穏やかに勤務できたとお話しされていました。
憧れていた沖縄での暮らしも満喫されたようです。同僚の方ともすぐに打ち解けて、休日には同僚に案内してもらって観光地を巡り、とても充実していたとお話しされていました!4ヶ月もすると観光先もなくなり、普通に生活していたそうですw
勤務して4ヶ月が経過したころに師長から「このままここで働かないか?」と声がかかり、沖縄での生活を気に入っていたこともあり、そのままそこの病院で勤務されています。
case2:都市圏応援ナース
都市圏でも人材不足の病院では応援ナースの求人が出ることがあります。
私が担当した看護師さんは広島県の都市部で応援ナースとして勤務されていました。
2か所の総合病院で計10年の経験があるベテラン看護師さんでしたが、応援ナースとして配属になった病院はかなり大変だったそうです。
とにかく人材不足で、1日2時間以上の残業が当たり前、近くに住んでいたこともあり、休日にも呼び出しがあり、休まる環境ではなかったとお話しされていました。
在籍していた6ヶ月の内で看護師さんが3名も辞めてしまうほど、看護師さんみんなが疲弊している病院で、その看護師さんも月給が50万出てなかったら1ヶ月で辞めていたと話されていました^^;
6ヶ月務めた後は、すぐに働く気も起きずに2ヶ月お休みをされていました。
応援ナースは基本的に人材不足を解消するための施策ですので、こういったことも良くあるお話なのかもしれません。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
情報は参考になりましたでしょうか?
高給与で働きたい方や、沖縄・北海道などの離島での勤務に興味がある方にはオススメの働き方です^^
応援ナースを希望される方は皆さん1~2サイトほど登録をして情報を収集されています。私も情報が偏らないように複数社のサイトを同時に登録することをおすすめします。
他にどんなサイトに登録すればよいかは別記事にまとめていますので、そちらをご覧ください。
皆さんが、満足する就職先に巡り合えることを祈っています^^